西之表幼稚園といったらどんなイメージを持ってくださっている方が多いでしょうか。
最近だとヨコミネ式のYYプロジェクトを思い浮かべられる方が多いかもしれませんが、西之表幼稚園がそれよりも前からずっと続けていることがあります。
それは「まことの保育」というものです。
言葉は入園説明会などで聞かれた方もいらっしゃるかもしれませんが、元々西之表幼稚園は隣にある西岸寺の住職が商店街に住んでいる子どもたちに対して保育の必要性を感じて始めたというところからはじまっています。
まことの保育とは親鸞聖人の生き方に学び、豊かな宗教的情操教育の中で、心身の調和的発達を図り、ひとりひとりの幼児が幸せな生活のできるいしずえをきずくことを目指すものです。
西之表幼稚園でもこのまことの保育を中心に据え、日々の保育を行っています。
そのため、各お部屋でも毎日仏参に取り組みます。
お当番さんが中心になってお念珠を配ります
お当番さんに代表として香を焚いてもらいます。
はじめてのももぐみさんはあみださまってなんだろうって興味深々です
みんなでおまいりをして、うたをうたいました。
まだ園が始まったばかりでなかなか落ち着くのも難しい子どもたちもがんばって正座をしてみたり、お念珠のかけ方をならったり、挑戦していましたよ
月に一回は全園児で本堂にて、日々のおつとめは各お部屋で取り組みます。
遊びや活動の時間はアクティブにどんどん動いて、仏参などの静かにする時間はきちんと話をきいて待てる子になれるよう、静と動の区別ある子どもに育ってほしいと思います。
宗教的情操教育の中でこころの豊かな子どもに育ってほしいと思います。